外国人が日本へ来る仕組みを学ぼう
みなさんこんにちは。ビザ子です！
今回は、外国人が日本へ来る仕組みを簡単に解説します。
ビザの種類に関係なく、外国人が日本に来るためには様々な手続きが必要になります。
大まかな流れは、どこの国でも同じです。日本に限らず、国をまたいで働いたり、留学したりする場合に必要なステップなので、覚えておいて損はないはずです！
ビザがないと日本へ渡航できない
外国に行くためには、パスポートとビザが必要です。
パスポート（旅券）は自分の国が発行する、世界で通用する身分証明書です。
ビザ（査証）というのは渡航先の相手国が発行する渡航許可証のことです。
外国人が日本に来る場合、外国で発行されたパスポートと、外国にある日本大使館が発行するビザの２つが必要ということになります。
発行されたビザはパスポートに貼り付けられます。ビザには、日本に行く目的や在留期限などが書かれています。
ビザが発行される仕組み
次に、ビザが発行される仕組みについて説明します。
ビザの種類は短期滞在と中長期滞在の２種類に分けられます。
観光やビジネス出張などの短期滞在ビザをもらいたい場合
外国の日本大使館に直接許可の申請をします。短期滞在であっても日本で身元保証人などの書類が必要な場合もあります。審査は大使館で行われ、許可がでない場合もあります。
許可が出た場合は、そのまま大使館でビザを発行してもらえます。
就労ビザ、留学ビザ、研修ビザなどの中長期滞在を目的とするビザをもらいたい場合
日本の出入国在留管理庁から在留資格認定証明書というものを発行してもらう必要があります。
外国人が日本にいないので、日本で申請をするのは代理人です。就労ビザの場合は会社が代理人に、留学ビザの場合は学校法人などが代理人として申請をします。
在留資格認定証明書を日本側でもらったら、外国の日本大使館に持っていくと、パスポートにビザをもらうことができます。
国によっては追加の手続きが必要な場合も
国によってはビザ以外の渡航許可が必要な場合があります。
例えば、フィリピンでは海外で働く就労者に、POEAフィリピン海外雇用庁が発行する海外就労の許可申請を求めています。
このように国によって様々ですので、各国のガイドラインを確認しましょう。
空港で在留カードをもらう
無事に日本に入国したら、中長期滞在ビザを持つ人は空港で在留カードをもらいます。
これで外国人が日本来るまでの手続きは以上です。
