外国人を雇用する【人事担当者】の方へ※必見!

目次

人事担当者に負担がかかりやすい外国人雇用の実態

社長

我が社もこれから外国人の採用を積極的にしていこうと思う。人事部長の〇〇君、頼んだよ。

人事部長

社長の決定だから仕方がないが、採用計画の作成からビザの取得、受け入れの準備まで全部人事の仕事なのか・・。どこから手をつけたら良いのやら・・

これまで多くの企業の困っている人事担当者から相談を受けてきました。

外国人を雇用する前も、雇用した後も、人事担当者は外国人雇用に関する様々なやり取りの窓口になることが多いのです。人事担当者と外国人雇用は切っても切れない関係です。

以下は外国人採用で人事担当者に負担がいきやすい業務の一部です。

・外国人採用ルートの開拓

・外国人を受け入れてもらえるよう現場への説得・説明

・外国人の在留資格の取得やコンプライアンスについての調査

・外国人を受け入れる社内体制の構築

・外国人社員や現場指導者からの相談の窓口

外国人雇用でよくある人事の問題

外国人就労者の受け入れ前後によく起きる問題をまとめました。

外国人の在留資格取得に失敗

人事担当者や紹介をした業者、または外国人本人に在留資格に関する正しい知識がなく、面接・採用のプロセスができていても、結局入社ができなかったというケースが発生しています。特に、「就労制限」がある在留資格を持つ方を採用する場合、必ず採用する前に、自社で働くことができるのかを確認する必要があります。

人事だけでなく外国人のお世話担当になってしまった/外国人側の要求に振り回されている

外国人就労者が入社してから、「病気になった」「家族を日本に呼びたい」「社宅の電気が止まった」など、生活の相談を受けるようになり、いつの間にか生活のお世話担当になっていた、ということもよくあります。外国人にとっては、頼れる人が社内にいるのは助かりますが、仕事としてどこまでするべきか、悩んでいる人事担当者も多くいます。

経営陣・現場からの圧力でストレス

経営者や人事としては人手不足の解消をして現場を助けるつもりで外国人雇用に踏み出しても、外国人とのコミュニケーションになれない現場からは不満が出てくることもあります。外国人社員の現場での問題を人事に当たられることもあります。また、経営陣からはコンプライアンス・人件費に関する圧力をかけられ、ストレスを抱えている人事担当者もいます。

斡旋会社や支援会社が何もしてくれない

外国人を紹介している会社はたくさんあります。しかし、入社後のフォローをしてくれないところもあり、多くの問題を人事担当者が抱えてしまうケースもあります。

人事の問題を解決するには?

1人で抱え込まない

人事担当者は、外国人雇用の問題が解決できないことでストレスを抱えることがよくあります。特に責任感の強い人は解決できない大きな問題を1人で抱えてしまうケースがあるので、外国人雇用は問題が起きるものだと割り切って、チームワークで乗り切ることが大切です。

専門家に相談

外国人雇用に関して何でも相談できる、信頼できる人材会社や登録支援機関、行政書士などの専門家がいると便利です。

他部署を巻き込み長期計画を立てる

これから多くの外国人就労者を採用する計画がある場合、経営陣や人事だけで話を進めるのではなく、他部署を巻き込んで長期的な計画を立てることが重要です。外国人就労者を長期的に育成して社内で戦力になってもらうためにも、外国人が現場で活躍してリーダーとなれるような仕組みづくりも必要です。ゆくゆくは、外国人も管理職として昇進できる体制があると、日本人社員への負担も減ります。

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