GIEは、日本で就職することが決まった外国人、日本で働いている外国人、そして海外日本語学校に「生活者としての外国人」のための日本語学習サイト「つながるひろがるにほんごでのくらし」(=「つなひろ」)を広める活動を推し進めています。
これは日本の文化庁が、生活に根差した日本語を学ぶことができるように開発しました。中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・英語・フィリピノ語・インドネシア語・クメール(カンボジア)語・韓国語・モンゴル語・ミャンマー語・ネパール語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語・タイ語・ウクライナ語・ベトナム語・日本語の合計17言語に対応しています。
動画が中心なので、学習することばがどういった場面で使われるかがよく分かります。例えば、日本の電車の乗り方、スーパーマーケットでの買い物の仕方、医療機関の受診方法、ゴミ出しの方法などが、全く経験のない外国人でもわかるようになります。国によっては、電車に乗ったことが無い、市場でしか買い物をしたことが無いという人もいます。日本語の習得にももちろん、「つなひろ」は有効です。