外国人就労問題解決の支援機関として発足したGIE
GIE 一般社団法人ガイア国際交流教育研究所は、「外国人就労問題」解決の支援機関として2022年8月に発足いたしました。
新型コロナ、円安、未曽有の災害、紛争、私たちを取り巻く情勢は本当に大きく変化し続けています。そして経済を維持するにはもはや外国人抜きには日本経済を維持できなくなくなりました。
外国人雇用問題を解決し、成功に導く新連載が始まります！
2022年10月から東愛知新聞で「頑張れ人手不足NIPPON! 外国人雇用成功に向けて」と題して、連載が始まりました。
「外国人雇用」には、これが正解という明確な答えはありせんが、外国人雇用の問題を解決するため、10年以上に渡り、日本における外国人雇用の実態、各国の文化、宗教、歴史を研究してきました。
就労外国人2600名の在留資格をサポート
2600名の在留資格をサポートした結果、企業や取次機関、就労外国人の生の声を聴くことができました。その結果、みんな同じような悩みでつまずき、情報が共有できていないことに気が付きました。
「外国人の離職を防ぎ、就労外国人を長期戦力化するにはどうしたらいいのか？」
「どうしたら雇用する側も働く側も幸せになるのか？」
「他社はどういう取り組みをしているのか？」
それらを共有していくことで、「幸せな外国人雇用実現」のお役に立てればと思っております。
1年間の連載、どうぞよろしくお願いします。
ご存知ですか？世界の外国人雇用状況
2022年1月、厚生労働省より「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ（令和3年10月末現在）」が公表されました。外国人労働者数（21年10月末時点）は172.7万人。「外国人雇用状況の届出」が義務化された07年以降で最多を記録しました。
しかし日本における「全労働者に対する外国人労働者の構成比」でみると、我が日本は人口に占める外国人の割合はわずか2.5％です。
他の先進国と比較すると、ドイツは全人口の20％以上、フランスは9％、アメリカは15％が移民です。
それに比べると、日本はまだまだ足りないと思います。
外国人雇用増とともに外国人雇用問題も増
近年、技能実習生や特定技能外国人を始めとした外国人材の雇用が加速しています。外国人労働者の雇用は、日本の労働者不足の解決に大きく貢献してくれていますが、外国人労働者を取り巻く様々な問題も目立つようになってきました。
私どもGIEにも外国人労働者に関する様々な相談や質問が寄せられます。
一概に解決策があるわけではありませんが、言語の壁や文化の違い、「外国人が増えると治安が悪化する」と危惧する日本人も少なくありません。
日本で働く外国人増加「賛成」が70% -NHK世論調査
2020年、新たな在留資格を設けた改正出入国管理法が施行され外国人材の受け入れが拡大されて1年になるのを前に、NHKは世論調査を行いました。
- 日本で働く外国人が増えることの賛否
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「賛成」70%
「反対」24％ - 一方で、自分が住む地域に外国人が増えることについての賛否
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「賛成」57%
「反対」38％ - 自分の住んでいる地域に外国人を受け入れる場合、国や自治体に取り組んでほしいことは何か？
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「生活上のルールを教えること」が最も多く38%
「不法滞在など取り締まりの強化」23%
「外国人向けの相談窓口の整備」22%
「外国人への日本語教育」8%
受け入れ態勢や支援を整えることで、私たちのミッションである「幸せな外国人雇用実現」は、可能であると思います。
だからこそ、私たちは専門家による研究所を発足しました。
GIEでは、それらを共有していきます。企業にとっても就労外国人にとっても頼れる相談窓口であろうと思っております。
「外国人労働者」に関する連載がスタートしました。
外国人の方は、家族と別れ一人で慣れない土地で働いています。私たちが気づかないストレスや心配事を抱えてる可能性が高いです。
外国人労働者が何をどの様に感じているかまずは私たち日本人から聞いてあげるちょっとした「優しい言葉」や「思いやりの姿勢」をみせることで、彼らの働きやすい環境を作ることができると思います。
外国人労働者を受け入れることは、日本にとっても会社にとってもそして外国労働者にとっても多くのメリットをもたらします。
1年間文化や習慣の違いを一緒に学んでいきましょう。（社）ガイア国際交流教育研究所（GIE）の使命は、幸せな外国人雇用実現です。どうぞよろしくお願いいたします。